境界性人妻狂想曲

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カテゴリ:境界性人妻狂想曲( 9 )

狂想曲、第二部開演

ブログを更新しなくなって数か月。

"フユ"という境界性人妻に翻弄され取り乱した僕がフユへの依存から解き放たれようと始めたブログだったが、結局は時間が解決してくれていた。

"フユ"とコミュニケをとらなくなって半年あまり。
僕自身の環境も変わりあわただし流れる時間の中で時々思い出したりはするものの、以前ほどの強烈な悲しい気持ちには至らなくなっている・・が、散々振り回されたのにも関わらず思い出した時はまた会いたいと願ってしまう僕だ。


あの子供っぽさが純粋に見えてならない。


不思議と嫌な気持ちが薄くなっている。
残ったのは楽しかった想いと頭をなでたい衝動だけ。
ニヤケに対する嫉妬心も今はもうない。


今月の初め、車で滑走するフユをみかけた。
・・みかけたというか、なんというか。
"フユ"が乗っている同じ車種の車をみかけるたびに視線を走らせていた僕。
嬉しさと切ない感情がこみ上げるのと同時に、フユの子ハルちゃんの誕生日が近い事を思い出す。
もうすぐ3歳。
むちゃくちゃ喋るようになっただろうな。
依存から解放された今なら、今ならきっと、境界性人妻と冷静に会話できるだろう。
ハルちゃんの誕生日にかこつけてメールしてみようか。
返信は期待せずに。
なにせ"いらない"と切られた立場だ。
そう決めていた誕生日の前日、ありえない事が起こった。


フユからの着信。


考えるよりはやく指が動く。


「もしもし?」
「・・・・」
「もしもし?フユ?」
「・・・・」
「・・・どしたぁ?」
「・・うん・・えっと・・・」
「ん、どしたんさぁ?」
「・・うん・・」
「なにかあった?」
「・・ううん・・別に・・・」
「どした?言ってみ、大丈夫だから」
「・・うん・・」
「まさか連絡くると思ってなくてびっくりしたよ!」
「・・うん・・」
「大丈夫だって。最初の頃に言った通り、どんな関係でも一生つきあいは続けたいって言ったでしょ?」
「・・変わってるよね。こんな女の相手なんかして・・・」


ああ、変わってるさ。
その変人にコンタクトをとる"フユ"も"変わってる"よ。

ニヤケとの不倫がバレたのか?
それとも"境界例"が完治して・・・ありえないな。


再び、狂想曲が鳴り始める予感がする。
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by rurupoku | 2012-03-22 23:17 | 境界性人妻狂想曲

フユ、再び

まさかまた"境界性人妻"というメインカテを更新するとは思わなかった。


午後七時過ぎ。
教習所でテストを受けている最中、携帯に着信。
どうせ仕事か何かだろうと休憩中に着信を見ると・・

"フユ"

の二文字。
何かしらの感情が湧くよりも早く、僕はコールバックしていた。


「もしもし?」
「・・・もしもし?本当は電話したくなかったけどね、聞いて貰いたくてかけた」


フユの口調は、刺のある雰囲気。


「なに?どーしたの?まさか電話くるとは思ってなくてびっくりした」
「電話かけたくなかたったんだよ、本当は。でも、聞いて貰いたい事があって」
「他で聞いてくれる相手いないの?」
「・・・いるけど、この話はrurupokuじゃないと出来ない」


いるんかいっ!っと心の中で突っ込みながら、声をだして"ハハハ"と笑ってしまった。


話の内容はこう。
前のバイト先へ源泉徴収を貰おうと電話をかけたら、渡せないと言われたという。
それはおかしいと抗議をいれても来年にならないと渡せないとの一点ばりらしい。
どう思う?との内容。


「こんな話、前のバイト先を知ってるrurupokuにしか理解できないじゃん」


ま、確かにフユはそう思ったのだろうけど、相変わらずさ、フユは。
この件に関してどうするのかはフユの中で既に決まっている。
でも、不快な感情の置き場が見つからず、誰かに吐きだしたい。
出来る事なら状況を細部までしっている人で、黙って話を聞きながら私の味方をしてくれる相手に話したい。
ストレスを発散したい。
その衝動を抑えきれずに電話してきたのだろう。

フユと僕の過去の関係や、人間的な情緒などまるで関係なくにだ。


「ごめんフユ、これからまたテストでさ、電話きらなきゃならない。終わったらメールするよ」
「・・・メールしてくれなくていい!」
「ともかくメールするよ、ごめんね、また後で」
「メールも電話もいらないから!じゃあね!」


電話を切られてテスト会場へ向かいながら思う。


フユは、僕の番号とアドを消してなかったんだ・・・。


僕もそうなのだけどね。

テストが終わってからメールをする。
返信はない。

何かと理由をつけて僕に電話をしてきた・・・とかの様な、一般的な感情ではないだろう。
やっぱり、"モノ"として扱っている匂いがぷんぷんする。
都合の良い相手として、都合よく電話もできないなら、いらない。

なんだかフユは、仕事先が変わる度にそこで新たな男をつくっていそうだ。
自分の感情のはけ口として。


僕だけはそうじゃないでいて欲しい・・という感情が、ほんの少しでもある自分が情けない。


また連絡あるのだろうか。


期待しているのも、また、情けない。
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by rurupoku | 2011-10-26 21:39 | 境界性人妻狂想曲

"まずい"予感的中(終)

フユから電話がきた。
丁度前の記事が書き終わって、送信する寸前で。


「不規則でフリーで、この先がまだ不確かな仕事じゃなければいいの?」
「だって、電話したい時にできないし、会いたい時に会えないじゃない、それに理由はそれだけじゃない」
「何?」
「嫌だって事をするから」
「例えば?」
「ニヤケさんの事で嘘を吐いた事を時々やじったり、この間エッチの時に口で私にさせた、嫌だって言ったのに」

ここでSEXの話がでるとは思わなかった。
ニヤケの事で嘘吐いたことは、相変わらずなんとも思ってないみたいだ。
分かってた事だけど。

「わかった。仕事の事はどうしようもないけど、そのうち落ち着くよ。そうなれば問題ないだろうし、嫌がる事はもうしないよ」
「もうしないよは信じない」

ごめんなさい、ここから少し下ネタ入ります。

「ニヤケの事は本当に時々だしなぁ、口でするのいつも嫌がるから毎回尋ねるだけでしてなかったじゃん。この間はしてくれて嬉しかったし、そう伝えたし、ありがとうも言ったよ」
「だから何?」

"だから何?"フユの得意技のひとつだ。

「嫌な事は嫌なの!前に一回したから今回もって、調子にのってるんじゃないの?毎回尋ねられるのもウザイ」
「調子にのってる訳じゃないよ、でも本当に嬉しかったよ、あの時は」
「だから何?私には関係ない事じゃん、ただのrurupokuの自己満足なだけで」

それならなんでしたんだ、っていう疑問は愚問にすぎない。
無理やりやらされた、仕方なくとか言われるだけで。

「とにかくもう嫌な事はしないよ、今までだってそんなに嫌な事したってないでしょ」
「それだけじゃない、rurupokuはいつもフユの言うことに反論する!」

次から次にだ。

「そういうイメージがついちゃったのってさ、ニヤケの事でじゃない?フユが評価するニヤケ像を否定したりしてさ、後は俺の事を決めつけられた時だね、それら以外では反論した覚えがないよ」

フユはニヤケを最初"理想化"していた。
それを次々に否定した僕に攻撃心を向けていたが、日が経つにつれニヤケが僕が言った通りの人物だと知り、それでもカッコイイからと関係を続けていたが・・それからと言うもの、"ニヤケさんがこう言ったんだけどどう思う?"と、何かと意見を求めてくるようになっていた。
嘘ぶっこいて傷つけた僕にだ。


「それだけじゃないし、フユがバイトで精神参ってるの気がつかなかった!」

あ。
そういう事か。
策だと知りながら僕はなんの会話をしてるんだ。

「要するに・・感覚的にもう嫌って事?」
「うん、フユは感覚の人だもん」


切り口を変えてみる。

「俺さ、フユの良いとこも悪いとこも知ってる中で、総合的にフユがかわいいと思うし、好きなんだよね、本当にフユは良い子だよ」
「・・・・だから何?」

甘えた口調の"だから何?"になっている。

「フユはそうゆう事ってないの?」
「フユは嫌いなものは嫌いだし、好きなものは好き、それ以外にない」

僕の中で、切なさと寂しさがこみあがる。
不思議と怒りの感情がでてこない。
当たり前か、何もかも承知でこうしていて、"依存"までしているのだから。

「はぁ・・出会った頃に言ったみたいに、男女の関係が終わっても一生人間的に繋がれると思ったのにな・・」
「嫌な事をさせたrurupokuが悪い」
「そうだね、ごめんね」


もう、気力がない。
そしてついに僕は伝家の宝刀をだした。
ターゲットにされ、共依存になり、境界例を知った人達が言いたがってしまう宝刀。

「フユさ、前に精神科医の卵とつきあってて病名と内容つげられたんでしょ?病名は忘れたって言ってたけど、ま、病気じゃないけどね」
「ぅん」

フユの声が小さくなった。

「それさ、俺も分かったんだ、名前と内容。で、俺、その受け皿になりたかったんだ、治せるのは旦那しかいないから、せめて受け皿になりたかった」
「ぅん」
「フユはこの先、また寂しくなっちゃうと思うのね。男はフユの精神安定剤って前に言ってたの覚えてる?」
「ぅん、覚えてるよ」
「フユは既婚者で、これ以上俺みたいな関係の男を増やしたらいつ発覚するか分からない。ならばある程度覚悟を決めてる俺の所へ来た方がいいと思うんだ。寂しくなった時」

ほんの数秒無言。
フユは、自分が境界例だって知っているくさい。


「寂しくなった時は新しいバイトで頼れる人いるもん・・・あ、こういう関係じゃなくてね」


フユ、また自分からバラしちゃったね隠し事。
やっぱり新しいターゲットがいるのか。

「一人きりでいる時、自分を責めたりする?」
「ぜんぜーんしない。私が悪いなんて微塵も思わないもん。周りがいつも私フユの為に環境を整えてくれてる。おねーちゃんだってね、フユの為に仕事してるの。フユ、元バツ1でしょ?いつそうなってもかまわないようにって、私の為に働いてるの。おねーちゃん、子供の時からフユかわいいって、ずーっとそうだった」

嘘か本当か自己愛か。
フユの姉は、フユの為に大学で心理学を専攻し、"自分がなんだか分からなくなる"と途中で学部を変えたそうだ。
前にフユが言っていた。
姉も共依存だ。
何せ今フユがバイトしている先は、姉が県の長を務める複数ある店舗のひとつ。


もう、打つ手はない。
僕と二人で居る時の、あの子供の様な寂しさと訴えかけるような甘え。
それを受け入れる事で僕は満たされていた。
自分に価値があると思っていた。
子供好きですかれる理由。


僕は傾向どころじゃない、完全なる共依存。


"連絡してくるんだよ。電話で離れる話はなんだから今度一度会おう。時々連絡しても平気かい?"

はい、はい、と、聞き流すフユ。


電話を切った。
今回は本当にフユから連絡がこない予感がしている。
あまりにも冷静に、感情の起伏がない喋りがそれを物語っている。


張り裂けそうだったのがブログを書くことでマシになっている。
このブログを読んだ人の意見が欲しい感じです。


もし良かったらコメント下さい。
あつかましい事ですが。


このブログで書きたかった事は今後も書くつもりです。
この"狂想曲"カテゴリーはフユとコミュニケない限り記事にしませんが。


月日が立ってこの記事を読み返した時、自分の気持ち悪さに消したくなるだろうな。
少々切なさに酔ってる感じの文章が。


未来の僕、消すなよ。
この気持ち悪さを教訓にしておけ。
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by rurupoku | 2011-10-05 17:19 | 境界性人妻狂想曲

"まずい"予感的中

フユから電話。

ディズニーランドのチケットを買いに隣街の百貨店まで行く途中との事。
チケット買う事は本当だろうけど、その他にも何かある匂いがする。

ほんの少し雑談した後、僕がやっている仕事にケチをつけ始めた。


"その仕事でこの先食っていくつもりなのか?今の状況を考えて。だらしがない"


朝から機嫌が悪かった僕、フユの罠にかかってしまった。
まてまてと反論する。
特殊な仕事とは"映像"の事だ。
地元で撮影会社からフリーで仕事を貰っている。


「そんな夢みたいな仕事、ちゃんと他の事も考えてるの?」
「夢って、ずっとやってきた仕事だから、だからこそ地元でも仕事貰えてるんでしょ」
「なんかそんな不確かな仕事は嫌。たぶん、だから嫌いなんだ、rurupokuの事」


しまったと思った。
フユの口調は冷静だ。
狙われていた。


「もうね、なんか話してるだけでイライラする。そんな仕事をしている人はいらない、自分勝手な感じがして嫌。もう連絡とりたくないし会いたくない」


口調は本当に冷静だ。
今までみたいな感情の起伏は一切ない。


「映像の仕事を辞めて普通の仕事するようになったら連絡してきてもいいよ。それまではもう嫌、離れたい」


完全にやられた。
この間の苦言も、僕に反論させてそこから離れる事をきりだす為の策だ。
仕事辞めろとか、無理にきまってる。

百貨店の駐車場に着いても電話は続く。
完全にフユの思う壺。


「両親いくつだと思ってるの?そんな仕事で食べさせられるの?」
「両親も嘆いてるでしょ、そんな訳の分からない仕事で」


「人のせいにしないで!そういう感じに聞こえる」
「私のせいなの?全てはrurupokuのせいじゃん」


僕は完璧に"対人操作"にハマった。
しかも"依存"させる為のじゃない。
ターゲットを切る為のだ。
反論せずにはいられなくなっていた。
ここまでコケにされて。


終焉の匂い。
本当に本当の。
フユの感情が冷静なのが証拠だ。


フユが話している途中で電話が切れる、何度かけ直しても繋がらない。


ニヤケか新しいターゲットに間違いないだろう。
フユは別に境界例が下火になった訳じゃなかった。


ただ僕を要らなくなった。


ブログを立ち上げて間もないあいだにこんな事になるとは。
フユにメールを打つ。


"帰りにでも電話くれ、頃合いをみたらこっちからも電話する"
"納得できないとこじられるから、電話するまでに答えを考えておく"
"2、3話てもダメだったら腹をくくるよ"


どんな風に話をしたらいいだろう。
ブログを書いていて少し落ち着いてきた。
電話がかかってこず、かけてもでず、着拒否の可能性も誰かと会っているのならありうる。


怒っても、すがっても、受け入れても、突き放しても、



同じ結果に違いない。
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by rurupoku | 2011-10-05 15:29 | 境界性人妻狂想曲

騙す、騙されるやさしさ

朝。
目覚ましで目を覚ますと何かおかしい。

ほのかに胸が痛い。
その痛みの原因が何なのか、寝ぼけながらも自分自身にダイブする。

解けてた、魔法が。
ブログを書くことでかかってた、ある種の偽善的な思い込みから。


フユはまた嘘を吐いている。
今までその嘘を見破れなかった事は一度もない。
"信じたい"という思いから葛藤してごまかしてきた事はあるが、後に必ず発覚している。

境界例だからといってこのまま許してもいいのか。
ここ最近の偽善者な自分自身に反吐がでそうだ。


過去に二度、まだ境界例を知らない時に僕はフユを過呼吸&発狂させている。
嘘であろう事に、僕に対する接し方に対し苦言を述べ、フユからの高圧的な投影・攻撃的な言葉を超えて、僕は一般的な事を強い口調で述べた。
決してひかず、当たり前の事をただ伝えた。
悲鳴をあげながらフユは過呼吸になった。
完全に精神が病んでいると思ったのはこの場面でだ。
悲鳴と過呼吸を目の辺りにして許してしまったのは言うまでもないが。


この高機能型の境界例を外から眺めれば、フユは単なる男好きの人妻でしかない。
そして僕はその人妻に遊ばれ弄ばれてる哀れな独身男でしかない。

過去僕が同棲時代にやっていた事と逆だ。
彼氏のいない女性をヤリモクでひっかけ、嘘を吐き、家に帰れば彼女がいる僕に苦言も述べず、ただ良いようにされるだけ。

男と女の精神の耐性に差はあれど、決定的に違う所がある。
上手に騙し、関係の現実を認識させた上で続け、最後も上手に騙し逃げる事だ。
相手が騙されたフリをしていてくれても同じ事、フリが出来る騙し方をしなければならない。
自分が面倒臭くならない様に。
相手も少なからず納得できる様に。


それをある意味ニヤケにしか出来ていないフユは、やっぱり真正の境界例なのだろう。
僕は完全に境界性人妻のターゲットだ。

「何も考えずに楽しめばいいじゃん」

ニヤケの事を吐かせてしばらくたった時、フユはそう言った。
出会った当初の話はしたくないと言い、忘れたと言い放つ。

長い間接していて思う事は、フユは世間的な人間関係を今まで培ってきた知識を頼りにどうにかしているだけだ。
義理的な部分や、物質に対しての事だけだが。
プライベートな事や人の情に関しては"主観が全て"と口癖の様にフユは言うだけ。


フユ、フユの"主観"は・・・。


お願いだ、僕を上手に騙し、上手に逃げてくれ。
高機能型境界例を癒せない事は勿論の事、騙しきる事なんて、騙されたフリを続けるなんて、僕には出来そうにない。
出来るとするなら生活を共にしている旦那だけだ。

"体目的"ならず"精神癒し目的"で自分がどうすれば面倒くさくならないか分からないフユは、


僕をボロボロにしてから捨てるか、ボロボロになりながら僕が逃げるかだけだろう。


逃げれないかもだ。
二人きりでいる時の、子供の様な寂しさを訴えかけるかの雰囲気のフユは、



殺人的にかわいくて抱きしめたくなる。
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by rurupoku | 2011-10-05 10:49 | 境界性人妻狂想曲

間間男

今日は朝、昼、夕、フユから電話がきた。

ハルちゃんとバイトの話が主だが、気になる事が少し。
新しくバイトを初めて精神的にまっているという話だが、家で泣きに泣いていたらしい。
それがさらに極まってくると、

「私ね、精神的にかなり参ると寝てる時に自分が大泣きしてる夢をみるの。で、自分の嗚咽で目が覚める」

境界性だけじゃないね、他の病も併発しているくさい。
それに、いつのまにか一人称が"私"になっている。

「ねぇ、教習所通ってる?」

僕は一年前まで都心に居て、免許を持っていなく教習所に通っている。

「八月には採れるって言ってたじゃん」

"特殊な仕事をしてるからさ、いきなり仕事が入っていけなかったんだ"と答えると、


「そういう所が大嫌い。自分で八月にはって言っておいて、何か言い訳がましい。別に車に乗せて貰いたいから言ってる訳じゃない。それに、普段の生活の感じが嫌。いくら特殊な仕事だからって、夜に飲みに行って朝起きれなかったとか、変な時間に眠くなって寝ちゃったとか、自分で仕事する時間を調整できる仕事もやってるんでしょ?ならば、ちゃんとした生活を送ればいいのに」

ボロクソに言われる、が、正論ではある。


「俺の事嫌いなの?」
「うん、嫌い」
「じゃぁ、生活態度改めれば完璧?」
「そこが大問題なの!つきあうにしても結婚するにしても、生活形態があわなきゃ無理じゃん」


これ、聞こえ方によっては"つきあってる"とか"今後もつきあいたい"とか"結婚したい"様に聞こえるが、そうではないだろう・・たぶん。
それにしてもなんで一人称が私なんだ?
バイトモードから抜け切れてないのか、それとも・・。

「それにさぁ、自分の将来の事どう考えてるの?」

お説教モードに突入。
僕の事を気にかけていてくれているのか、はたまた・・。
"RHYMESTER"の楽曲、"余計なお世話だバカヤロウ"が脳内で流れた。

「俺の仕事の話、フユ聞かないでしょ?ていうか、俺に興味ないでしょ?」

見事にふてくされてるな、僕。

「興味ないとかじゃない、だって尋ねても担当直入に答えないんだもん、余分な事まで言うから面倒くさい」

確かにそれは僕の悪い部分。
僕は関東で仲間と一緒にある特殊な仕事をしていた。
起業はしていないが、営業をかけて仕事を貰ったり請け負ったりしていた。
目論見が外れて失敗してしまい、地元に帰ってきた事で半ば諦めていたが、ダメ元だと動いた結果、フリーで細々と仕事を貰えるようになっていた。


「今はまだこっちで人脈を作っている途中でさ、地元でどこまでやれるか量ってる所なんだ。ある程度やってみて食えそうにないって思ったら、普通の仕事をするつもりだよ。この仕事はバイト感覚にして」

「要するに何も決まってないって事ね!」


バッサリ斬られる。
まるで、夢追うバンドマンとその彼女みたいな会話だ。
確かに似たようなものだけど。


"明日バイトは?"と尋ねると、休みだという。
おいおい、今週金曜日だけって言ってたじゃん。
ニヤケに会うのか、と脳裏をよぎる。
火曜か水曜日、だいたいその辺りでニヤケと会っている事が多い。

フユは自分からニヤケに遊ぼうとは言わない。
分かっている、ヤリモクだって自分で。
自ら誘ったら、それこそ相手の思うツボだと知っているし、断られて傷つきたくない感じだ。
だから大抵、ニヤケが誘ってくる日であろう時は家で待機しているのが常。
誘ってくるのを今か今かと。
"シルエットロマンス"という歌があるが、そんな感じ。
楽曲で例える事が多いな、今日の僕。

ニヤケとは境界例と全く関係がない。
カッコイイと思う男と恋愛ごっこをしたい、そんなよくある不倫みたいな感じだ。
相手と距離感をもって接する、本音をみせずに。
境界例と関係があるとするなら、その距離感におけるストレスを僕にぶつけてくるくらいだ。


旦那と恋心を抱く相手の間と間に居る男。

それが僕。

悲しいというか痛いというか。


フユの"対人操作"に僕の"依存"が加わって手詰まり。
なんとか払拭させようと策を打ってきたが、その策がおかしな方向へ向かっている。
フユがニヤケの事を話さなくなった。
それが良い事なのか悪い事なのか分からないぐらい、僕の脳みそは死んでいる。
ニヤケとフユの過程や僕の気持ちは、おいおい記事にしようと思う。


「なら明日暇になったら連絡頂戴ね」

「う、うん」


歯切れが悪い。
まぁそうだろうね。
フユだって、僕がニヤケと遊ぶであろうと想像している事は気がついているハズだ。
その上で何するのとも尋ねない僕に戸惑っている。
もしくは、ニヤケと遊ばなくとも連絡する気がないかだ。
たぶん、この両方だろう。


記事を書きながら、嫉妬と諦めと期待と不安で心が少し沈んでいる。
僕が過去にした女性に対する悪行の報いなのか。


そう思うと少しだけマシになる。


ダメだ、やっぱり僕は壊れている。
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by rurupoku | 2011-10-04 20:15 | 境界性人妻狂想曲

さらにまずい

夕方、"いらない"と言っていたフユから電話がきた。

バイトの事、天気の事、金曜日にフユの家族でディズニーランドへ行く事などを話した。
結構前からディズニーランドへ行きたい!僕がつれてかなければバスケと行っちゃうよ等と言っていた事もあって、本当に家族で行くのか疑わしい所だ。
その"疑い"を気にしてしまう僕自身にもがっかりする。
依存している証拠に思えて。

「今度仕事で一週間こっちに居ないんでしょ?その間って電話できるの?」

唐突に尋ねられた質問に"電話できる時にメールするみたいな感じかなぁ"と答えたら、


「その一週間がネックになるかもね。フユ、今は新しいバイトの事で手一杯だし、電話できなかったらそのままrurupokuの事忘れてずっといきそう」


あ。
昨日僕が記事で書いた不安を、フユも同じ様に思っていた。
フユにとって不安ではないだろうけど。
ある程度自分の感覚の先を想定できるフユの事、境界例の波の底辺の状態か、他にターゲット(依存)相手をみつけたのかもしれない。
80年代のドラマみたいに"ほっといたら何処かへいっちゃうぞ☆"みたいな感じではない事は確か・・な、ハズだ。
ただ単に、手中に収めた男を弄ってるだけの様にもみえる。
"境界例"という代名詞がなかったら単なるキープ男だし。
あってもそうか。

「そいつは大変だ、なんとか電話できる様にしなきゃ」

このセリフを言い終えた辺りで思う。
僕は馬鹿なのか。
はい、馬鹿です。
境界例を気にしすぎ、依存もある事で脳みそが腐っている。


夜の七時半頃、6日ぶりにフユからメールがきた。

"ダンナがケーキ買ってきたっ"

余程嬉しかったのだろう、返信をする。


"相当気にかけてるね旦那、フユの事。ここにも気にかけてるの居るから忘れずにね"


ダメだこりゃ。
ブログタイトルが"依存性独男狂想曲"になってしまう日は近い。
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by rurupoku | 2011-10-03 21:51 | 境界性人妻狂想曲

あ、まずい

フユから電話がこない。

日誌を書き始めた途端これだ。
僕自身の感情や思考のゆらぎをさらに客観的に見る為でもあるブログなので、素直に考えや気持ちを書く。


土日でもなく、別れる別れないとやりあっている時以外で電話がこない時など今までなかった。
メールは特に6日も来ていない、これまでを思うとありえない日数だ。
ブログを書き始めた事により、フユの事を反芻して記事にするのでフユに対する想いが募ってしまうんじゃないかと危惧していたが、案の定な感じだ。

不安。

それも、思い当たるふしがいくつかあるからだ。


・・と、ここまで書いたらフユから電話がきた。
"思いあたるふし"が内包されていた。
読みがある意味的中していた事にがっかりで、この先の関係が終わってしまう可能性が高い内容。
要約すると、


新しく始めたバイトでストレスが溜まって、普段気が付かない旦那も気づく程ヤバイ精神状態。
今日は電話かけるまで携帯ほったらかしで一人ひきこもっていたと。
そして一言、"簡単に言えばrurupokuいらない"。


怒りの感情もなく、さらっと。
さらっと、"いらない"。

"いらない"と何度も言われた事があるが、ここまで感情の乱れなく言われた事は初めてだ。
"甘え"でも"試し"でもなさそうだ、これは。
バイトでストレスが溜まるのは今始まった事じゃない。
僕と同じバイトをしていた時もそうだった。
今までのフユなら、そのストレスを僕にぶつけていたはずだ。

フユが電話で言っていた内容が本当でも嘘でも、"いらない"の信憑性は今回高い。


思いあたっていたふし。
新しいターゲット(依存)相手をみつけたか、境界例症状の波の底辺の時期か、最近かまってくれない"ニヤケ"にやられている事を"投影"して僕にやっているのか、どれか。

フユが境界例でなくとも、ニヤケがでてきた事で僕が"ピエロ"なのは変わりない。
このまま進むとすると、ブログタイトルが"依存性独男狂想曲"になってしまいそうで恐ろしい。

依存を取り外さないとだ。
今月の真ん中辺り、僕は仕事で一週間地元に居ない、電話もろくにできないだろう。
それまでもフユと僕の関係がこんな感じならば、一週間後どうなっているか分からない。


「適当にまた電話しておいで」
「うん、わかった」


またねーっと、お互い普通に電話を切った。
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by rurupoku | 2011-10-03 14:22 | 境界性人妻狂想曲

日々、境界

毎日の様にコミュニケーションをとっている為、ブログ整備をしながら日誌を書く事とする。


最近のフユは精神的に落ち着いてきた感じで、前程は境界例の特徴をださない。
それでも最近気になったフユとの会話。
フユがバイト先を変えた事で時間の自由が中々きかなくなった事に対し"なかなか会えなくなるね"と僕が言った一言でスイッチが入った。

「なによそれ、フユのせいだと思ってるの?フユだって忙しいの」
「フユのせいで会えないって文句言わないでよ!」

"そんなつもりで言った訳じゃない"と答えると、

「ならどういうつもりで言ったの!答えて!」
「できるだけ会いたいなぁ、っていう思いからだよ」
「それなら毎日会えるような子とつきあえばいいじゃない!もう電話もしないし会わない!」
「それじゃ意味ないなぁ、俺が会いたいのはフユだから」
「・・・・だったら我慢してよね!もう二度と言わないで!」


ニヤケとのヤリモクな関係に対して、遠回しに関係をヤメた方が良いと言った時、

「どうやってヤメればいいの?」
「関係になってるのはニヤケが求めてくるからで・・・・」

”ニヤケは関係ないよ、続けるも続けないもフユの気持ち次第だよ”と言うと、

「・・・・・」
「なんでニヤケがヤリモクだって知ってるのに関わるの?」
「カッコイイから」


毎日、朝ハルちゃんを託児所に送った帰り、バイトへ行く道中、ハルちゃんを迎えに行く道中で電話がかかってくる。
今日は保育園へ願書を貰いに行くという事で、その道中に電話がかかってきた。
所が、行く先々の保育園で運動会をやっており願書を貰えないと不機嫌に。
このままだと僕に攻撃が向くなと思い、とっさに"俺に八つ当たりしてもいいよ"と言ってみた。

「フユは八つ当たりなんかしないし」

機嫌が直る。
境界例を妻に持つ人ブログに書いてあった作戦が効果をえた。
コミュニケーションの取り方次第で攻撃性を回避できるんだなぁって、つくづく思った。
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by rurupoku | 2011-10-01 15:12 | 境界性人妻狂想曲
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高機能型境界性人格障害の人妻との交流日誌


by rurupoku
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