境界性人妻狂想曲

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縁の切れ目は子で繋ぐ

"色々あって"元彼と別れたフユは会社へ出向に来ていた今の旦那と出会う。

同じ事務のオバチャマ達に"彼氏と別れたの?どんな人がいいの?"とつっこまれた折、会社へ来ていた旦那を指さし"あの人"と答えたらしい。
いきなり想いがあると伝えられた旦那は"事務員内での罰ゲームかと思った"と感想。

旦那の職業はSE、毎日帰りが遅く、フユより9歳年上。
昼間だろうとメールの返信は必ずと要求し、それに答えていた旦那。
やさしく男らしかったらしい。
元彼との休日の過ごし方はほぼ家でSEXという状態だったらしく、性欲のあまり強くない旦那を選んだと僕と出会った初期に言っていた。


つきあいが半年ぐらいになった時、フユから求婚。
"俺は結婚に向かない(19歳でできちゃった結婚をし、嫁が子供をつれていきなり出て行った過去がある)"と渋る旦那を押して同意を貰う。
写真を見た事があるが、やさしそうな顔をしたイケメンな旦那が今まで彼女が居なかった事は考え難く、それを落としたフユは流石としか言いようがない(旦那の性質の一部に難があった事も否めないが。それは後程)。
フユに結婚しようと思った理由を尋ねた所、"つきあう彼氏とは常に結婚を考えていた""真面目でギャンブルをやらず、お酒もあまり飲まない人だから"との事。
でも・・経済的な面と旦那の容姿も決めてな事は否めない。
僕との関係が末期の頃、"旦那もバツ1で親権とられているしそこも決めてだったかも・・"とまるで後付のように言っていた事もある。


つきあって1年、式はあげずに結婚、二人の生活が始まる。
"家にいてくれ"という旦那の要望を受けて仕事をやめ、主婦業に専念していたらしいが・・・旦那が仕事中、男友達を結構家にあげていたらしい。


ここから頭の良い境界っぷりな話になるが・・・


とにかくモテていたフユは、気がない男に告白された時、こう答えていた。


「勝手に好きになってくれてかまわないよ。フユがあなたを好きになるかは別問題だけどね」


この話を聞いた時、ある種の男はフユにいいようにされてしまうなと思った。
"勝手に好きになってくれてもかまわない"という部分で、好きな気持ちは拒否られていない、つまり脈があると踏む男がいるからだ。
そう踏んだ男はフユに好きになって貰おうと我儘なフユの言いなりになる・・・。
フユもそれを狙っていた様な発言をしている。
フユの持論は"男はみんな性欲でしかない。男女の友情は難しい。それでも女の魅力をみせながらヤラせずにいればいつまでもフユの言うことを聞いてくれて、いつしかSEXを諦め友達のようになる"。

フユは旦那との新居に、過去告白してきた男を招き入れ遊んだり、全身のマッサージをさせていたらしい。
フユは"男友達とならハグやキスまでならできるよ"とも平然と言っていた・・・。
僕と関係が良かった時に言っていたセリフなので(それでもとんでもないが)実際はSEXもしていた可能性は極めて高い。


新婚数か月目で不穏な空気が流れる。
原因は旦那からの仕事の愚痴。
フユは基本、人の話を聞くタイプじゃない。
理想化中、好きだと実感している間、相手好みのめちゃくちゃかわいい子を演じれるフユなのだけれど、ここにきて耐えられなくなってきたらしい。
通常、そんな演技は長く持たない。
旦那事態が詮索を何もしないタイプの為、夫婦ではあるが距離感(お互い繕っている)があった事で今までもってきた感じだ。

会社の愚痴を聞くのが苦痛でたまらない。
旦那を男らしいと思っていたがそうじゃなかった。
会社でこんな事があった・・辛い、辞めたい、疲れる。
そんなネガティブな言葉を聞いているうちにフユ自身が心療内科で薬を貰う程のノイローゼになる。

その心療内科の医者は適当すぎる。
境界に気づいてくれよ。
無理か。

そしてついに・・


「自分で選んだ仕事なんでしょ?嫌なら辞めれば?自分で決めてやってる事に愚痴を言う人は嫌い!」


旦那に対する理想化が解ける。
そして旦那は根本的に精神が弱かった。
フユからの暴言に耐えられず家に帰ってこなかったり、居なくなったと思ったら離婚届を片手に帰ってくる事が何度もあったらしい。
フユはそれを"ちょっと頭がおかしい"と表現している。

これは僕の推察なのだけれど・・旦那は今でも実の両親に暴力を振るうらしく(両親は70歳を越えている)、家に帰ってこなかったりする原因はフユに暴力をふるう可能性があるから・・じゃないのかなと思った。
過去のバツ1もひょっとしたらの可能性はありそうだ。


フユの胸中で離婚の決意が徐々に固まりだす。
が、なのにも関わらず、SEXを旦那に要求するフユ。
理由は"寂しくないように子供が欲しいから"。

確かにそうなのだろうけれど、ただSEXをしたかっただけという線も捨てきれない。
"体を重ねていると寂しさが消える"とフユ自身言っていたのもあるが・・・僕がみる限り、フユは性欲が強くSEXを楽しんでいる様にもみえる。
両方なのか片方だけなのか、判断はつかない。
SEXだけをしたいのならば男友達とすればいいだけで、やっぱり子供を作る事が理由なのか。

元々性欲が少ない旦那と子作りをする為に、フユは産婦人科でSEXのタイミングを尋ねに行くようになる。
タイミングを旦那に伝えてもSEXをしてくれない事がほとんど。
そりゃそうだろう・・離婚届けを持ってくるくらいだ。
フユにしたって旦那への理想化が解けている状態で、経済面を支えてくれる最高のターゲットでしかない。

SEXを要求し、子供が欲しいと言いながら離婚を考える・・・欲しいと思ったら欲しい、いらないと思ったらいらない、でも寂しい・・・フユの中の正直な衝動を抑えられない結果、こんな複雑怪奇な事になっている。
子供を作ってから離婚して養育費を・・・フユだったらこれも考えていそうだ。


そんな日々が続き、いよいよフユが離婚に向かって動く。
育ての親に告げ、姉に告げ、旦那の両親にも告げる。
が、旦那の両親というのは株で大儲けをしているお金持ち。


「一生フユちゃんにお金で困るような事はさせないから」


このセリフにフユの行動が鈍る・・・でも・・。


そんな時、妊娠が発覚する。


もう離婚だのという事はやってられない。
待望の自分の子供。
これでもう寂しくない。


子供が出来た事で旦那もフユの意思も子供に集中する。
どんな夫婦でもそうだけれど、子供が別れを助けるパターンが多いね。

旦那もフユも子供が出来た事で変わり、関係が良くなる。
けれど、フユの中ではやっぱり旦那が好きじゃない。
嫌い。
けれど、子供がお腹にいるという事で急激にやさしくなった旦那の事を"お父さんみたい"と思い始める。


「フユね、お父さんっていうのがどんな感じなのか知らないの。だから本当は違うのかも知れないけれど、こんな感じかなって想像しているのはあるの。フユの言うこと聞いてくれて、やさしくて、フユの為にお金を使ってくれる感じかな」


間違ってはいないが、フユの思考はいつも極端すぎる。
フユの言動や行動からもみてとれるのだけれど、旦那はフユにとって、


最高級のターゲット。


結婚している限り、ある意味フユの為に死んでくれる人。
フユが望んでいる"愛"の片鱗をくれるのだけれど、好きといった感情や、人としての情は旦那に対して存在しない。
あるのは"妻"という肩書きに対してだけの義務や見栄。

とてもチグハグなのだけれど、フユの境界例を治せる人はこの旦那しかいないと僕は思っている。
だって境界例思考さえなくなれば、


フユにとって理想のパートナーだ。


長くなりすぎたので、続きは次回の記事で。
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# by rurupoku | 2011-11-15 02:37 | 境界性人妻考察
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高機能型境界性人格障害の人妻との交流日誌


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